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家づくりで家族の危険を守る

2022.08.22

皆さん、こんにちは。
住宅アドバイザーの茂木です。

今日は防犯についてお話させて頂きます。

危険はいつ訪れるかわかりません。
防犯対策は家族の命も守るべく、とても大切なことです!

泥棒が家に侵入しようとした場合、5分以上かかると約7割は諦めるそうです。
ということは、侵入しにくい家を建てることは空き巣被害の防止に役立つのです。
泥棒は必ずと言っていいほど下見をするそうです。そのため、「狙わせない」「侵入させないようにする」事が大事です。

侵入防止の4原則があります。
それは、

1.目
2.光
3.音
4.時間     です。

1の目とは人の目につくということです。侵入経路になりやすい『死角になりやすい場所』や『人目につきにくい場所』をなくしてみたりすることです。

2の光は明るく照らされることです。センサー付きのライトを設置すると良いでしょう。

3の音は警報音など大きな音による威嚇です。厳重なセキュリティシステムを付けたりすると効果的ですが、難しい場合は敷地内に踏むと音が鳴る防犯砂利にするだけでも泥棒が侵入しづらくなるのでお勧めです。

4の時間は侵入に5分以上かかることです。家の中で最も侵入経路として使われるのは窓なので、窓の防犯対策は重要です。サッシの枠に補助錠を付けたり窓ガラスを防犯ガラスにするのが有効です。玄関は窓の次に侵入しやすい場所です。防犯対策としては、「ディンプルキー」というピッキングされにくい鍵にする、さらに鍵穴が2つ付いているものにすると有効です。
2つ鍵をロックする事で、泥棒がピッキングしようとしても時間がかかり、諦める可能性が高くなります。

さらに、窓の配置ににも気を配り、見通しが悪く、泥棒が侵入しやすい場所に窓を設置しないようにするのはもちろん、近くに侵入しやすくなるような足場を置かないようにしましょう。

他にも侵入者が入りにくいよう見通しの良いフェンスを設置することも効果的です。
以上のように防犯対策をしっかり行っていても100%防げるとは言い切れません。しかし、少しでも被害にあう確率を減らせるのであれば対策しておく必要はあると考えます。

窓ガラスやドアの鍵、フェンスなど住み始めてから変えようと思うと大がかりになってしまう設備もあります。家を建てる前から防犯を意識して、防犯効果の高い設備を整えておくことも大切でしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。